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こんにちは。RITOです!
画像の一部の縁だけをぼかしたい
パワーポイントでは、画像を扱うことが多いですよね。
例えば表紙に画像を貼って、おしゃれなデザインにしたい時など多いかと思います。
でも画像の縁、つまりスライド背景との境界線が気になることも…
![パワーポイントに画像を使用したとき、画像とスライド背景の境界背がデザイン的に気になる](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-38-1024x708.png)
![パワーポイントに画像を使用したとき、画像とスライド背景の境界背がデザイン的に気になる](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-38-1024x708.png)
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パワポの機能で境界線をぼかす加工ができたような…?
元から備わっている機能を使う手もありますが、加工が極端でオススメできません…
![パワーポイントで画像の加工をするとき、図の形式タブのデフォルトはデザインが極端で使いにくい](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-41-1024x558.png)
![パワーポイントで画像の加工をするとき、図の形式タブのデフォルトはデザインが極端で使いにくい](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-41-1024x558.png)
そこで今回は、画像の一部の縁だけを違和感なくぼかす方法を紹介します。
次の画像のような状態が完成形です!
![今回紹介する方法で、画像の切れ目をぼかして使いやすいデザインに。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-58-1024x655.png)
![今回紹介する方法で、画像の切れ目をぼかして使いやすいデザインに。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-58-1024x655.png)
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画像っぽさもなくなって、おしゃれなデザインになるね!
【画像の縁の一部だけぼかす】さくっと理解したい方はこちら
パワーポイントで、背景画像の境界線を違和感なくぼかす方法を、ショート動画でサクッと理解したい方はこちらをご覧ください。
【画像の縁の一部だけぼかす】やり方
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詳しい手順と解説をまとめたよ!
- 四角形を挿入してスライドと同じサイズに。
- 四角形の書式を設定。
- グラデーションを調整。
- グラデーション図形の上にテキストを配置して完成!
四角形を挿入してスライドと同じサイズに。
挿入タブの「図形」から、「正方形/長方形」を選択します。
![図形から長方形を選択して挿入](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-42.jpg)
![図形から長方形を選択して挿入](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-42.jpg)
スライド全体を覆うように貼り付けます。
![長方形の図形をスライドと同じサイズで貼り付ける](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-44-1024x561.png)
![長方形の図形をスライドと同じサイズで貼り付ける](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-44-1024x561.png)
四角形の書式を設定。
さきほど挿入した図形を選択した状態で、右クリックを押します。
右クリックを押したら、メニュー内の「図形の書式設定」を選択します。
- 塗りつぶし(グラデーション)を選択
- 図形の枠線は、「線なし」を選択
![長方形の図形の書式設定。塗りつぶしをグラデーションに。線はなし。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-46-1024x631.jpg)
![長方形の図形の書式設定。塗りつぶしをグラデーションに。線はなし。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-46-1024x631.jpg)
設定すると、上の画像のようにグラデーションが反映されます。
グラデーションを調整
- グラデーションの方向は「右方向」または「左方向」。
- 分岐点は4つ。おおむね均等に並べる。
- 分岐点4つの色を背景色と同じ色に設定。
- 分岐点4つのうち、右の2つの透明度を100%にする。
グラデーションの方向は「右方向」または「左方向」。
グラデーションの方向を設定します。
方向は、「右方向」または「左方向」にします。
今回の例では画像の左側をグラデーションでぼかしたいので、「右方向」を選択します。
![長方形の図形のグラデーションは右方向に。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-51-2-1024x561.jpg)
![長方形の図形のグラデーションは右方向に。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-51-2-1024x561.jpg)
分岐点は4つ。おおむね均等に並べる。
次に、分岐点の数は4つ。(ここはお好みでかまいません。)
位置はおおむね均等になるように動かしてください。
![グラデーションの分岐点の位置を調整。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-51-1024x562.png)
![グラデーションの分岐点の位置を調整。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-51-1024x562.png)
分岐点4つの色を背景色と同じ色に設定。
今回の例では、分岐点4つの色をすべて「白」に設定します。
スライドの背景色に合わせることが目的です。
もしもスライドの背景がグレーであれば、すべてグレーにします。
![グラデーションの分岐点の色をすべて背景色と同じに。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-52-1024x563.png)
![グラデーションの分岐点の色をすべて背景色と同じに。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-52-1024x563.png)
途中経過としては、塗りつぶしの図形が「グラデーション」なのに「真っ白」になります。
ちょっと特殊な状況ですが、こうなっていればOKです。
![途中経過1](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-54-1024x559.png)
![途中経過1](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-54-1024x559.png)
分岐点4つのうち、右の2つの透明度を100%にする。
分岐点は4つありますが、そのうち右端の2つの分岐点の透明度を調整して、100%にします。
![右2つの分岐点の透明度を100%に。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-53-1024x561.png)
![右2つの分岐点の透明度を100%に。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-53-1024x561.png)
ここまで設定が完了すると、途中経過としては、下の画像のような状態になっているはず。
![途中経過2](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-55-1024x566.png)
![途中経過2](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-55-1024x566.png)
分岐点2番目の位置を適宜調整。
4つある分岐点のうち、左から2番目の位置を左右に動かしましょう。
これによって画像の境界線のぼかし位置を調整します。
![左から2番めの分岐点の位置を適宜調整。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-1024x561.jpg)
![左から2番めの分岐点の位置を適宜調整。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-1024x561.jpg)
下の画像のように、画像で見せたい部分と画像の境界をうまく調整しましょう。
![左から2番めの分岐点の位置を適宜調整したときのスライド画像。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-1-1024x561.jpg)
![左から2番めの分岐点の位置を適宜調整したときのスライド画像。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-1-1024x561.jpg)
グラデーション図形の上にテキストを配置して完成!
最後に、グラデーションを設定した図形のうえに、テキストを貼り付けましょう。
![グラデーションを設定した図形の上にテキストボックスを配置](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-3-1024x561.jpg)
![グラデーションを設定した図形の上にテキストボックスを配置](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-3-1024x561.jpg)
完成です!お疲れ様でした♪
![完成形のスライド画像。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-1024x562.png)
![完成形のスライド画像。](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/12/image-56-1024x562.png)
【画像の縁の一部だけぼかす】使い道
次のようなシチュエーションに遭遇したら、ぜひ今回の方法を活用してみてください。
- スライドに画像を配置したけれど縦横比が足りないとき
- 画像の上にテキストを貼ると見づらいとき
- プレゼン資料の表紙をおしゃれにしたいとき
- 画像を使ったデザインに悩んでいるとき
このような場面、多いのではないでしょうか。 した四角形のグラ
今回のグラデーション図形を1度作ってしまえば使いまわせます。
早めに作って、コピー&ペーストして効率化させましょう♪
![](https://www.rito-note.com/wp-content/uploads/2023/11/RITOアイコン-1-150x150.png)
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ご覧いただきありがとうございました!
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