【Excel】数式セルに色をつける方法【ジャンプ機能または条件付き書式】

アイキャッチ(エクセル)数式セル色付け
りと

こんにちは。RITOです!

目次
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今回のお題

エクセルの入力用データ。

一部の列には関数が入っているんだけど…

エクセルの入力データ

このままだと、どこに関数が入っているか分からない…

関数が入っている場所が分からないエクセルの入力データ
りと

なんだか入力するの怖い…
変なことして怒られたくない…

そこで今回は、一瞬で数式が入ったセルに色を付けるテクニックを紹介。

この方法を使えば、数式が入ったセルが明確になるので入力作業の助けとなります。

数式セルに色を付ける方法は2つある

数式が入ったセルに色を付ける方法は以下の2つの方法があります。

数式が入ったセルに色を付ける方法
  1. ジャンプ機能を使って、手動で色付け
  2. 条件付き書式を使って、自動で色付け

1つめの手動色付けはもっとも簡単。しかし、新たに数式を入れたセルには自動で色付けされません。数式を削除しても色は残ります。

一方で2つめの条件付き書式を使った方法は、少し難易度はあがりますが、自動で数式のセルに色が付くようになります。数式を削除すると色が消えます。

数式セルに色付けする方法①:ジャンプ機能を使用

こちらの方法はショート動画があります。ご覧いただくとサクッと理解できるかと思います。

りと

詳しい手順や注意点を解説するよ!

ジャンプ機能を使用して、数式セルに色付けする方法の手順は次のステップです。

数式セルに色付けする方法①:ジャンプ機能
  • Ctrl + G の同時押し
  • ジャンプ画面の「セル選択」をクリック
  • 「数式」 を選択し OKをクリック
  • ホームタブの塗りつぶしで、任意の色を選択

Ctrl + G の同時押し

「Ctrl+G」は「ジャンプ」機能のショートカットキーです。

Ctrl + G : ジャンプダイアログボックスの表示

CtrlとGを同時押し

下の画像のとおり、ジャンプダイアログボックスが開きます。

CtrlとGを同時押ししたあとのジャンプダイアログボックス

ジャンプ画面の「セル選択」をクリック

ジャンプ画面の左下に「セル選択」のボタンがあるので、クリックしましょう。

ちなみに、セル選択ボタンに(S)とあります。これは「Alt+S」でも選択できるという意味。

できる限りマウスを使いたくないという方は「Alt+S」で選択しましょう。

CtrlとGを同時押ししたあとのジャンプダイアログボックスのセル選択

「数式」 を選択し OKをクリック

セル選択ボタンを押すと、下の画面のように「選択オプション」が表示されます。

ジャンプダイアログボックスのセル選択を押したあとの画面

今回は「数式」をクリックして、OKを押します。すると…

ジャンプダイアログボックスのセル選択を押したあとの画面(2)

数式のセルをすべて選択できます!

数式セルが一括で選択された状態のエクセルデータ

ホームタブの塗りつぶしで、任意の色を選択

数式セルがすべて選択されているので、あとはホームタブの「塗りつぶし」で好きな色を付けましょう。

エクセルデータの塗りつぶしカラーパレット

これで一気に数式の入ったセルに色を付けることができます。

数式セルに一括で色を付けた状態のエクセルデータ
りと

これなら、入力するときに分かりやすいね!

補足【ジャンプ機能を使った色付け方法】

今回の例では、特に範囲を選択せずにジャンプ機能を使用しました。そのため、シート全体の数式すべてに色が付きます。

もしもそうではなく、一部の表の範囲内だけで行いたい場合は、あらかじめ範囲選択をしたうえで「Ctrl+G」を押してジャンプ機能を使用しましょう。

メリットとデメリット【ジャンプ機能を使った色付け方法】

ジャンプ機能を使って一括で色付けする方法は、簡単にできることがメリット。

一方、数式を新たに作っても色はつきません。逆に数式を消しても色は残ります。この点がデメリット。

そこで少し難易度は上がりますが、数式セルに自動で色が付く方法を紹介します。

数式セルに色付けする方法②:条件付き書式を使用

条件付き書式を使用して、数式セルに色付けする方法の手順は次のステップです。

数式セルに色付けする方法②:条件付き書式
  • 条件を付けたい範囲を選択
  • 「条件付き書式」の「新しいルール」 を選択
  • 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
  • 数式に「=ISFORMULA(範囲内左上のセル番地)」を入力
  • 書式をクリックして任意の色を選択

条件を付けたい範囲を選択

まずは条件を付けた書式にしたい範囲を選択します。

今回の例ではシート全体を範囲とするので、シート左上の◣マークをクリック。

シート全体を選択したエクセルデータ

「条件付き書式」の「新しいルール」 を選択

ホームタブから条件付き書式の▽ボタンを押して、新しいルールを選択します。

条件付き書式の選択手順

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択

ルールの種類を選択する必要があります。

ここでは一番下の「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。

条件付き書式のルールの種類を選択

ISFORMULA(イズ・フォーミュラ)関数を入力

ここで関数を使用します。

使用する関数は「ISFORMULA(イズ・フォーミュラ)関数」です。

ISFORMULA関数とは?

=ISFORMULA(参照)
参照セルが関数かどうか判定(関数ならTRUE)

ISFORMULA(イズ・フォーミュラ)関数の説明

条件付き書式の数式に、下のように入力します。

参照セルは、範囲内の一番左上のセルにします。
また、今回は行も列も可変してほしいので、$マークは外しましょう。

条件付き書式の新しい書式ルールの画面
りと

FとLの入力間違いがないようにしましょう。
(僕はよく間違えます。。)

ISFORMULA関数の入力ができたら、書式をクリックして次に進みます。

書式をクリックして任意の色を選択

あとは好きな色を決めて、OKを押しましょう。

下の画面の「OK」ボタンを押すと、そのあと条件付き書式の画面に戻るので、同じく「OK」を押します。

条件付き書式の書式設定画面

完成【条件付き書式で数式セルへの自動色付け】

まず、条件付き書式の設定が完了すると、すでに入力済の数式セルに色が付きます。

条件付き書式で数式セルに自動で色がつくようにしたエクセルデータ

次に、下の画像のように新しく関数を入れてみましょう。

条件付き書式で数式セルに自動で色がつくようにしたエクセルデータに関数を追加する

下のように、自動で色が付きます!

条件付き書式で数式セルに自動で色がつくようにしたエクセルデータに関数を追加して色が付いた画面

ちなみに、関数を消すと自動で色が消えます!

条件付き書式で数式セルに自動で色がつくようにしたエクセルデータで関数を削除して色が自動で消えた画面
りと

視認性がアップして使いやすい表になるね!

数式セルに色をつける方法のまとめ

今回は数式の入ったセルに一括で色をつける方法を紹介しました。

以下のいずれかの方法を使って、Excel作業を時短化しましょう!

数式が入ったセルに色を付ける方法
  1. ジャンプ機能を使って、手動で色付け
  2. 条件付き書式を使って、自動で色付け
りと

ご覧いただきありがとうございました!

アイキャッチ(エクセル)数式セル色付け

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この記事を書いた人

事務歴11年の30代。新卒で社畜状態になり絶望▶PCスキルを向上させて業務改善▶PC嫌いからPC好きに▶今はInstagramで「これめんどうだった…」なPC操作の解決策を日々発信▶10万人もの方にフォローいただき日々感謝▶毎日配信していたらまとめきれなくなってきたのでこのサイト作りました。ゆっくり見ていってね。

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