【PowerPoint】表の罫線の引き方と見やすくするコツ【引くべきポイントと色の使い方】

今回のお題

パワーポイントで罫線を引くとき、格子状に罫線を付けていませんか？

格子状に太めの線を引くと、内容よりも罫線が目立ってしまうケースが多いです。

パワーポイントで表を挿入すると、デフォルトの表は背景色が多く、アクセント（強調色）を入れにくいデザインになっています。

そこで、今回は「シンプルさ」をテーマに、罫線の引き方と見やすく使いやすい表の考え方を解説。

さくっと理解したい方はこちら！

ショート動画を作ったので、もしよければご覧ください！（音が出る場合があります。ご注意を。）

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【罫線の引き方と見やすい表】手順

罫線を引いて見やすい表を作る手順は次のとおりです。

罫線を引く方法を知る

実はややこしい、罫線を引く手順を整理しましょう！

はじめに、罫線を引きたい範囲を選択。

そのあと、テーブルデザインタブの「罫線の作成」グループで、太さや色を決めます。

最後に「罫線」アイコンを押して引きたい罫線の種類を選択すればOKです。

本記事では丁寧に解説するので、ここまででイメージができなくても大丈夫。

どんどん進めましょう。

罫線をすべて削除する

まず、格子状に罫線が入っている場合はすべて消しましょう。

表を選択→テーブルデザインタブ→罫線アイコン→枠なしをクリックすればOKです。

もしも表に背景色が付いている場合は、次の方法を行ってください。

テーブルデザインタブの表のスタイルを開き、一番左上のスタイルが「枠なし」のシンプルな表です。

これで罫線のない真っ白な表ができました。

次に進みましょう。

上罫線と下罫線を引く

「上下罫線」を引いて項目を見やすくする手順を解説します。

まず、見出し行を除いた項目行を選択します。

テーブルデザインタブで、線の太さを1と1/2ptにしましょう。

（もちろん、お好みで調整していただいてかまいません。）

ペンの色をクリックして、黒よりも薄めのグレーにしましょう。

色が濃すぎると、内容よりも罫線が目立ってしまうからです。

最後に罫線アイコンをクリックして、「上罫線」を押します。

もう一度罫線アイコンをクリックして、「下罫線」を押します。

これで上下罫線が引けました。

ぱっと見ただけで項目がグループ化されているように見えるはず。

これだけでもすでに格子状の表よりシンプルになりましたね！

横罫線を引く

次に、項目行のなかにさらに横罫線を引きます。

まずは先ほどと同様、見出し行を除いた項目行を範囲選択します。

太さは先ほどの上下罫線よりも少し細くしましょう。（今回の例では3/4ptとします。）

ペンの色をクリックして、先ほどの上下罫線より少し薄い色を選択しましょう。

最後に罫線アイコンの「横罫線」をクリックすればOKです。

これで薄い横罫線が引けました。

縦の罫線をつけずに横罫線を設定することで、左から右へ見ていく表だと自然と分かりますよね。

また、横罫線は上下罫線より主張しないこともポイントです。

アクセントをつける

今回作成した表は、アクセントカラーが入れやすいことがメリット。

罫線が多すぎたり、表に背景色が付いているとアクセントは入れにくいです。

上の画像のように、色付きの罫線や背景色、色付き文字など、アクセントのバリエーションも豊富に使えます。

この表は罫線が邪魔しないからこそ、アクセントに意味が出てきます。

今回のポイント

今回のポイントをまとめました。